皮膚病・高齢期疾患

多い皮膚病

皮膚病の特徴や、症状、対応方法、リスクなど

かゆがる、体や頭を何かにこすりつける、毛が抜ける、皮膚に赤みがあるなどの症状があれば、皮膚病の疑いがあります。
皮膚病はアレルギーが原因であることが多く、フードのほか、刺激の強いシャンプー、シャンプー後の不十分なすすぎ、ノミやマダニ、ブタクサなどの花粉によって引き起こされる場合があります。
皮膚病が進むとかゆみによるストレスだけでなく、感染症への抵抗力も落ちてきます。そのため早めに治療を受けることが重要になってきます。
清潔に保つために定期的なシャンプーを行い、しっかりとシャンプーを洗い流すこと。その際、低刺激のシャンプーを使うことで、症状の悪化を防げます。散歩の後でしっかり丁寧にブラッシングしてあげることも、アレルギーを低減させます。
もし皮膚病になった際には、アレルギーの原因を突き止め、かゆみを緩和させ、場合によっては抗生物質などを処方します。

皮膚病の注意点

犬の皮膚病は、実はフードに含まれるお米や小麦、トウモロコシがアレルギーを引き起こしている場合も多いのです。ですからフードにアレルゲンがないかしっかり確認することが必要です。当院ではアレルギー検査を行って、そのコのアレルゲンが含まれないフードをご紹介しています。

高齢期疾病(糖尿病、心臓病、腎不全など)

動物も糖尿病や心臓病といった高齢期疾病にかかります。人間でいう成人病と同じです。特に7歳を過ぎると、こうした病気のリスクが大きくなってきます。 今まで当院で高齢期疾病にかかった動物たちを診察してきて、当の動物のつらさや、飼い主さまの悲しみが身に染みています。早期に発見することで、こうしたことをできるだけ防ぎたいという気持ちから、ペットドックを始めています。 高齢期疾病は、ペットドックで早期発見が可能です。薬や療養食などもありますので、早めに発見し、ケアをすることで進行を遅らせたり、つらい症状を抑えることが可能です。

高齢期疾病の注意点など

高齢期疾病は、様子がおかしくてご来院された時点で、すでにもうかなり進行している場合がとても多いのです。ワンちゃんネコちゃんは、つい近年まで生存競争の激しいなかで生きてきたので、元気がない様子を外には見せずに我慢をしてしまう生き物なのです。 少しでも様子がおかしいと思ったら、早めにご来院ください。 高齢期疾病はペットドックで定期的に検査を受け、早めに発見、治療することで、苦しい症状をできるだけ抑えることができます。 普段の様子をしっかり観察しておくのも、早期発見の助けになります。食事の量、食べるスピード、水を飲む回数と量、遊びや散歩への意欲やその様子、オシッコやウンチの回数や量などを、日頃から観察しておいてください。 もし、普段と違う様子があったら念のため、お気軽にご相談ください。なんでもなかったとしたら、それは獣医である私にとってもうれしいこと。どんなご相談でも歓迎しますので、気兼ねせずにいらしてください。